なんちゅのお絵かき!ブログ

ほぼ毎日絵の練習を載せるブログ、目標は底辺卒業

2/15 ルーカスの決断

ドレスタニアから送られてきた一枚の写真。
 それは、元から崩れやすい彼の精神を不安定にさせることなど容易いほどの恐怖が写っていた。

 


 「ど、ドレスタニアから…」
 フラフラ、と足を運んで仕事部屋に来たルーカス。
 その声色、顔、足取り、全てに力は感じられなかった。
 「ルーカス様?」真っ先にソラはルーカスの体調を心配した。
 「まさか毒でも盛られたんじゃねえだろうな?」シュンはルーカスの体に起きた異変を探る。
 「ドレスタニアから…至急の連絡…」そういった次に、ルーカスがは過呼吸を起こしながら字面へと倒れてった。

 
 「ルーカス様!お気を確かに!」息が荒い彼を慰めるソラ。ソラは今何をすれば良いのか分からず、混乱しているようだった。
 彼の呼吸はとても荒く、絶望に包まれた顔で、彼は一枚の写真を取り出した。
 「う、うげぇっ…!なんだこのバケモン!」
 化物慣れしているシュンが引くほどに、その写真はおぞましかった。
 たくさんの鬼が苦しみ、足が壊死している者や、呼吸が苦しそうなものなあどが居たが
 なにより…その写真に写っている、巨大な化け物…ハチともガともつかないとても巨大な生物に、目を合わせられなくてシュンは直ぐに写真から目をそらした。
 「…化物…!?」ソラは今回ばかりは自分の動じない心があって助かった、と思いながら写真を見る。
 「…ラ・ゼロイド・マギ…?」
 裏に、震えた字でその単語が書かれていた。おそらく、この化物の名前なのだろう。
 「化け物…ば、退治を、頼まれ、」「ルーカス様!無茶してしゃべらないで下さい!」過呼吸をゼェゼェと繰り返すルーカスを、ソラが側で支えていった。
 


 「おいルーカス!怖がってんじゃねえぞ!!」

 

 その一声を放ったのはシュンだった。
 「シュン、ルーカス様は今精神が不安定です、恐らくあのような画像を見たからショックを受けたのかと…」
 「知ってるよ!だけどな、こいつは危機だぜ!世界のな!この国は医療が他の国と比べてとんでもなく高いし、戦闘能力も高い…だからな、アンティノメルを頼るやつは多いんだ!
そこの代表さんがよ、ガクガクと実物じゃねえ写真だけで震えてどうすんだ!これからこの国に来るかもしれねえんだぞ!おいルーカス…どうすんだ?
戦うか?戦わねえか?」
 シュンは大声で怒鳴り散らかした。その後、過呼吸から動けないルーカスに、立てるか、と声をかけ、立たせようとした。
 だがルーカスは手を振りほどき、手に持っていた携帯電話でなにか文字を打ち込んだ。

 

 「戦闘用意。かたなを。」

 

 刀。それはルーカス唯一の武器。
 「…戦う気になったか。遅いぜ、ルーカス」
 過呼吸を起こしながらも、目には光るものを残したルーカス。
 「ルーカス様を一旦精神的に安定させてから、俺達は用意を行います。
 シュン、あなたは俺と共に、ルーカス様が動けないときには国の代表の代わりをする人だ。
 ぼくらで、ルーカス様が落ち着くまで用意を進めよう。」
 「御衣ってやつだぜ、ソラ!」
 ルーカスは少し顔に笑顔を浮かべ、そのままベッドに横にされたのであった。

 

 「(勝たないと。国の危機だ。世界の危機だ。ぼくは戦う。)」

 

nagatakatsukioekaki.hatenadiary.jp

※まさかの絵無し

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